富士山
2015.08.05 - 2015.08.06
登山者として、静岡県で生まれ育った者として、一度は登っておきたい富士山。
何千日とその雄姿を眺めて暮らしてきたが、今日はその頂に初めて立つ記念すべき日となった。
主要な4つのルートのうち、比較的マイナーな須走口から往復する。

月明かりに照らされ、ヘッドライトを使わなくても登山道が見えるくらい。
下界の夜景と、街を覆うように湧き立つ雲が美しい。

夜が明けて、地平線は少しずつオレンジ色に染まっていく。
上空は雲ひとつない快晴。

頂上に着く前に、太陽が昇ってきた。
辿ってきた登山道が朝日に照らされ浮かび上がる。

狛犬に迎えられ、いよいよその頂上に立つ。

ときどき物資を運ぶブルドーザーをやり過ごしながら、ブルドーザー道を使って下山していく。

須走ルートといえば、下山路にある「砂走り」。
読んで字の如く、砂の斜面を滑るように降りていくことができる爽快な区間。
一歩踏み出せば三歩分進むような感じで、歩こうと思っても走ってしまう。

富士山では一時ガスに包まれたが、下界まで戻ってくるとすっかり夏の空が広がっていた。
ー以上ー