魚沼の名峰、八海山。その名は新潟を代表する地酒の銘柄として一般に広く知られている。今回はロープウェイを使って、峻険な岩峰群を歩いてきた。
六日町駅からバスで八海山ロープウェーまで。下から見上げる八海山の稜線は、岩でギザギザしているのがよくわかる。
ロープウェイを降りて、しばらくゆるやかな登りを歩いていくと、メインの岩稜が見えてくる。
魚沼の街並みが見える。さすがの米所、その土地の多くを田んぼが占めている。
こんな感じの一枚岩を上り下りする場所もある。
奥へ行くほど、シビアな道のりになっていくと感じた。目の前の岩峰は、岩の間にハシゴがかかっているのが見える。あの間を登っていくのだろう。
大日岳を越えると岩稜帯が終わり、その先の入道岳への道は緩やかな稜線歩きとなる。ここでほっと一息だ。
入道岳から八ッ峰を振り返ると、そのアップダウンの激しさがわかる。
入道岳。ここで昼食休憩をとって、下山に備える。
中ノ岳方面の縦走路。ここはなかなかの難所らしい。たしかに見た目にも、細い尾根に加えてものすごい落差のアップダウンになっているのがわかる。
往復ルートなので、下山時も基本的に同じルートを通ることになるが、八ッ峰は迂回ルートが敷かれているため、下山時はそちらを使う。しかし、その迂回ルートも岩壁に張り付くようにトラバースする険しい道のり。
帰りもロープウェイを使って下山。アスレチックな登山で、なかなか面白かった。