雲仙岳

2017.05.14

転職を機に九州に移住した。これからしばらくは九州の山を主に登っていくことになるだろう。
九州の山自体は、実はこれまで対馬や屋久島を訪れているので完全に初めてではないが、九州本土での記念すべき最初の登山としては、雲仙岳を選んだ。
鮮やかな新緑はもちろん、はからずもミヤマキリシマの花々に魅せられる花見登山となった。

lnub0vm9r

池ノ原園地に駐車し、徒歩で遊歩道を登って仁田峠を目指す。
九州の高山帯に自生するツツジの固有種、ミヤマキリシマが綺麗だった。

2vwsauz9h

仁田峠の巨大駐車場を見下ろす。予備知識なしで訪れたが、思いがけなくミヤマキリシマが美しく、得した気分。

93j98alznpk4

仁田峠からロープウェイを使うこともできるが、目的は登山なので、登山道を登った。

ucjnzace1

国見岳のこんもりとした山容。

u3o0ajv9goo

妙見岳を振り返る。片側が大きく切れ落ちて岩壁になっている。

s3hd0k7j9

雲仙岳はいくつかのピークの総称で、現在踏み入れることができる最高点がこの普賢岳。
正面には 1990 年の大噴火でできた平成新山が見えるが、あちら側は現在も活発な火山活動を続けており、立ち入り禁止となっている。

l3bg9grr68d5

鮮やかな新緑のトンネルを通って、下山路へ。

zuqjyd97y

仁田峠から見上げる平成新山。
さっきまであれを真横に見る場所にいたはずだが、あっという間に見上げる高さまで下りてきた。

yd158mctnt

仁田峠のミヤマキリシマを楽しみつつ、車を停めた池ノ原園地に向かって帰る。
このあたりの花はまだまだ咲き始めだろう。最盛期にはピンク色に染まった山肌が遠くからも見えるかもしれない。

ー以上ー