2019 年の登り納めは八ヶ岳。雪山登山が初めての友人を連れて、比較的難易度が低い根石岳・硫黄岳へ。登山道自体はやさしくても、寒さは厳冬期そのもの。雪山登山のエッセンスを味わうには十分の 2 日間だった。
午後からスタートで、この日はオーレン小屋の冬季小屋へ。稜線までたっぷりと雪が積もっている。
夜明け前から出発し、根石岳の手前で日の出を迎える。風が強く、とにかく極寒。
阿弥陀岳が見える。すべてが凍てつく、白銀の世界。
根石岳から、天狗岳が見える。こちらへの縦走も可能だが、今回はここで引き返し、反対側にある硫黄岳を目指す。
強風に耐えながら、硫黄岳へ。
赤岳と阿弥陀岳が並ぶ。八ヶ岳がここまで真っ白に染まるのを見られるのは、ひと冬でも数度あるかどうかだ。
赤岩ノ頭で何名からの登山者が休んでいるのが見える。あそこから樹林帯に入ってオーレン小屋に下りていく。
オーレン小屋に置いていた荷物をまとめ、桜平登山口に向けて下山する。
風は強いが、それは冬山の常。素晴らしい天気に恵まれ、2019 年の山納めをすることができた。