白髪岳
2021.05.02
九州脊梁の南端はこのあたりだろうか。
あるいは、この山は九州脊梁に含めないという考えもあるかもしれない。
しかしそういった細かいことはどうでもよくて、この山は九州脊梁の魅力を詰め込んでいると言える山だった。
人吉の町からのアクセスもしやすく、近くに住んでいたら何度も訪れてしまう山だろう。

白髪岳に隣接する、陀来水岳への登り。
鮮やかな新緑。

陀来水岳。
地味な山頂だ。

白髪岳へと向かう尾根。
立ち枯れた木と生きている木がまばらに並ぶ、いかにも九州脊梁といった雰囲気の道がのびる。

午後 5 時から入山したため、もう日没直前だ。
しかしこれも狙ってこの時間に入山している。

夕日を眺めるためだ。

白髪岳頂上直下で見る夕日。
この荒涼とした風景に、暖かな夕日が差し込み、神秘的な雰囲気を醸し出す。
まさに求めていた風景だ。夕方に登って正解だった。

夕方や朝の、浅い日差しが差し込む時間帯が、山が最も美しく見える時間帯だと思う。
ちなみに、写真では穏やかだが実は強い冬型の気圧配置で強風が吹き荒れている。
5 月とは思えない極寒の山だった。
それに耐えながら、山頂からの風景を目に焼き付けて、ヘッドライトをつけて下山した。
ー以上ー