何度目かの阿蘇へ。今回は、初めて仙酔峡から登る。砂千里からのアプローチと比較して、急峻で岩がちな地形を登る道のりであった。阿蘇山の火山らしさが詰まった、魅力あるルートだった。
仙酔峡から見上げる阿蘇山・高岳。火山特有の荒涼とした地形の中を登っていく。
どんよりと曇った天気がつくるモノクロームな風景も、阿蘇山の無機質な印象とよく合っている。
火星にいるのではないかと錯覚するような、赤い土と無造作に転がる大小の岩。
過去に幾度となく重ねてきた噴火によって作られた地層が、表面に露出している。
高岳のカルデラ内に広がる広大な平地。
高岳の山頂付近の登山道に鎮座していた、一際大きな一枚岩。見上げる大きさ。