滋賀県の北部、長浜市にある余呉湖と、それを囲むように延びる緩やかな尾根を歩く。
今回は東側の半分を歩いたが、目立った登り下りはなく、新緑も美しい非常に歩きやすく素晴らしい道だった。
周囲の景色を一望できる賤ヶ岳頂上でまったりと過ごす時間もまた格別だった。
鮮やかな新緑の、明るい道を進む。
道幅も広く、傾斜も緩やかでとても歩きやすい。
賤ヶ岳の頂上は整備された広場になっており、360°の絶景を楽しむことができる。
リフトから上がってきたと思われる家族連れやペット連れなども多く、賑やかな雰囲気だった。
置かれていたベンチとテーブルで、大休止。
余呉湖全景。
どうしても反対側に見える琵琶湖のスケールと比べてしまうが、こちらも立派な湖だ。
琵琶湖方面。琵琶湖の最北部が見えているが、地平線のかなた向こう側にも大きな湖が広がっていることが想像できる。
賤ヶ岳からは余呉湖の湖畔へと下っていく。
新緑がとにかく鮮やかで美しい。紅葉の時期もきっと美しいだろう。
余呉湖の湖畔に下りた。
余呉湖を一周取り巻くように舗装路が整備されており、ツーリングやドライブついでにチェアリングを楽しむ人たちが多くいた。
鮮やかな新緑の森で、湖のやさしい波音を聞きながら読書に暮れるだけの休日も魅力的に思う。
サワオグルマの群生地。
奥までびっしりと黄色の花が咲き誇っている。
余呉湖の風景を楽しみながら、路肩を歩いて入山口まで戻った。
想像以上に鮮やかな新緑と、アップダウンが少なく歩きやすい尾根道など、余呉湖の魅力に取り憑かれた半日だった。