登山人口を増やすと山の混雑問題が深刻化するジレンマの突破口
2024.10.15
山登りを楽しむためのサービスを提供している立場としていつも悩ましいことがある。 それは、登山人口を増やすことは市場を広げることであり、すなわち自社の利益に直結する一方、現地でたびたび課題になっている混雑問題がより深刻なものとなるのではないかというジレンマに陥ってしまうことだ。 ところが先日、飲みの席で社長と話をしているときにこのことを話した際、そこに頭を抱えていることがいかに「小さい視点」で考えていたかを気付かされることになったので、その備忘録としてメモを残しておきたい。